Google検索の終焉? ホームページは“人に見せるもの”から“AIに読ませるもの”へ

■ クリックされない時代がやってきた
「ホームページにアクセスが全然増えない…」
そんな声を最近よく耳にします。
実は、これには理由があります。2024年、Google検索の世界では検索してもホームページをクリックしない人が6割にものぼるという調査が出ました。
ユーザーはもう「情報を探す」のではなく「AIに質問して答えをもらう」という行動に変わりつつあるのです。
■ 「ホームページは死んだ?」は本当か
この流れを見て「もうホームページはいらない」と言う人もいます。
でも本当にそうでしょうか?
私の答えは「いいえ」。
ホームページは“終わった”のではなく、役割が変わっただけなんです。
■ AIに読ませるためのホームページ
今のAIはどこから答えを作っているかというと…やっぱりインターネット上の情報です。
つまり、AIに正しく答えさせたいなら、ホームページをしっかり整えておく必要があります。
- 情報を整理して分かりやすく書く
- Q&AやFAQ形式でまとめておく
- 会社情報や実績を明確に出しておく
- 定期的に更新して鮮度をキープ
これは人が読むためでもありますが、同時にAIに「正しく読ませる」ための仕掛けでもあるんです。
■ それでもホームページは残る
AIが答えてくれる時代でも、ユーザーが最後に「本当にそうなのかな?」と確認したくなる場所はやっぱり公式サイト。
SNSやLINEから来た人も、最終的にはホームページを見て信頼するかどうかを判断します。
つまり、これからのホームページは**「AIに読ませる情報源」+「人に見せる信頼の証拠」**という2つの役割を担う存在になります。
■ まとめ
検索してもクリックされない。
そんな時代になりました。
でも、ホームページは終わったのではなく、AIに読ませるために進化したんです。
これからは「SEO」だけでなく「AEO(Answer Engine Optimization)」──つまりAIに最適化することが新しいホームページの武器になっていきます。
👉 次回は **「AIに読ませるためのホームページ設計」**について、もっと具体的にお話しします。