「ホームページ制作の裏側|完成までに必要な専門作業一覧」
ホームページ完成までには、これだけの専門作業があります
最近では生成AIの普及により「ホームページはAIが一瞬で作ってくれる」と思われがちです。
たしかに、WIX や海外ツールの広告では“数分でホームページ完成!” といったメッセージが並びます。
しかし、実際に作ってみると…
- デザインのずれ
- スマホでの崩れ
- メニュー構成が合わない
- 写真の配置がバラバラ
- 文章が事業を正しく表していない
- お問い合わせ導線が弱い
- SEOやAI検索で評価されない
など、結局ほとんどの部分が手作業で作り直しになります。
AIは確かに便利ですが、現状は「0 → 40%の素材を作るツール」に過ぎず、
60%の調整・設計・改善は人間の仕事です。
ホームページ制作は「テンプレートを入れればすぐ完成」と思われがちですが、実際には公開までに膨大な専門作業が必要です。ここでは、実際の制作現場で行っている作業を「見える化」してご紹介します。
1. サーバー契約(レンタルサーバーの準備)
2. ドメイン契約(インターネット上の住所取得)
- Whois情報公開代行
- ドメイン更新設定(自動更新)
- メール利用時のDNS調整(MXレコード)
3. ネームサーバー設定(ドメインとサーバーを紐づけ)
・ドメインのネームサーバー変更
・DNS反映確認(1〜24時間)
・WWW あり/なしの動作確認
4. WordPressインストール(サイトの骨組み)
- 自動 or 手動インストール
- wp-config.php の設定
- パーマリンク設定(SEOに重要)
- タイムゾーン・言語設定
- 不要プラグイン削除
5. テーマ設定(弊社の場合はLightning G3)
・Lightning G3 インストール
・VK Blocks Pro / ExUnit の導入
・グローバルメニュー作成
・ヘッダー / スマホ表示最適化
・サイト全体のフォント / 色の統一
・Favicon設定
6. SSL設定(https化)
- SSL証明書の発行
- http → https へのリダイレクト設定
- SSLプラグイン導入設定
7. セキュリティ設定(WordPress最大の重要工程)
- ログインURL変更(wp-login.php を使わない)
- 強力パスワード設定
- SiteGuard Wordfenceプラグイン設定
- 不要テーマ/プラグイン削除
- データベース接頭辞変更
- 海外IPブロック
- pingback無効化
- 403/404監視設定
ここまでがようやく “準備完了” です
WordPressをインストールして終わりではなく、ここまでの設定をすべて行って「ようやく安全で高速なホームページの土台」が完成します。
この後に、トップページ制作・下層ページ制作・AI最適化・SEO設定・フォーム設定などの実制作に入ります。

